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令和元年(2019年)の0歳男児の平均余命はどれか【看護師国家試験】

国家試験対策

第112回看護師国家試験の午後1問で出題された平均余命に関する問題です。

第113回 午後1問

1. 78.4
78.4ではない。

2. 81.4
令和元年(2019年)の0歳男児の平均余命は「81.41歳」であった。

3. 84.4
診療情報提供書は、病状・これまでの治療経過・検査の結果・薬の内容が記載されています。 さらに、画像データがあれば、CD-ROMにコピーして同封します。訪問看護サービスを開始するときに診療情報提供書はいりません。

4. 87.4
令和元年(2019年)の0歳女児の平均余命が「87.45歳」である。

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平均余命とは?

平均余命とは「ある年齢の人が、あと何年生きることができるかの期待値」を表します。

令和2年(2021年)の生命表の薄い黄色の部分を見てみましょう。例えば、65歳の人の平均余命は男性が19.97歳、女性が24.88歳です。

そのため、男性は84.97歳、女性89.88歳まで生きられる計算です。あくまでも期待値ですけどね。

平均余命は年齢ごとに計算されるため、各年齢の余命を知ることができます。

これにより、年齢が進むごとに残りの寿命が統計学的にあとどれくらいかを知ることができます。

「0歳児の平均余命=平均寿命」である

そして、看護師国家試験に出題されるのが「0歳の平均余命」です。

0歳の赤ちゃんが平均的に何歳まで生きるのかを示したもので、これを平均寿命と呼んでいます。

生命表引用元:厚生労働省 令和3年簡易生命表

こちらも令和2年(2021年)の生命表を確認すると、0歳の平均余命は「男性81.56歳、女性87.71歳」です。

つまり、この数字が平均寿命でもあるということです。

平均寿命は、保健福祉水準を総合的に示す指標として広く活用されているので、必ず覚えておきましょう!

日本は世界一の長寿大国

日本の平均寿命は歴史的に大きく延びてきました。

明治、大正期にはあまり変わらないのですが、戦後の1940年代後半から1950年代前半にかけて、乳児死亡率の低下や結核の克服により急速に平均寿命が延びました。

その後、高齢者の脳血管疾患死亡率の低下などにより着実に改善しており、女性の平均寿命は2002年には85歳を超え、男性は2013年に80歳を超えています。

推移表引用元:主な国の平均寿命の年次推移

そして、現在日本は他の国をと比較して、世界一の長寿国になっています(WORLD HRALTH STATICTICS 2021より)。

平均余命は生命表で確認しよう

生命表は、ある年に同時に生まれた架空の10万人を観察集団とし、この集団がその年の年齢別死亡率に従って亡くなると仮定した場合に、各年齢の人が平均してあと何年生きられるかを示すものです。

生命表には「完全生命表」と「簡易生命表」の2種類があり、それぞれの違いは次の通りです。

完全生命表簡易生命表
作成年5年ごと毎年
人口国勢調査10月1日現在推計人口
死亡数・出生数人口動態統計人口動態月報年計
概要生命表の確定版で、「第23回生命表」(2020年)が最新版。毎年発表されるので、最新の統計を見るのに使う。完全生命表とのズレはほぼない。

看護師国家試験は、簡易生命表から出題されているので、毎年発表される統計を見てみましょう。

看護師国試に出題される平均余命はどの年代を確認すればいいの?

結論は、看護師国家試験が行われる年から4年前の生命表を暗記しましょう。

2025年に行われる第114回看護師国家試験を受験する学生は、令和3年(2021年)の生命表を確認してください。

実は、過去に出題された生命表の問題を分析すると、出題される生命表に決まった年数がないんです。

試験問題番号試験年使われた生命表何年前?
第112回看護師国試
午後1問
2023年2019年4年前
第105回看護師国試
午後1問
2015年2013年2年前
第102回看護師国試
午後1問
2013年2010年3年前

だから、本当は過去2~4年前の統計を暗記するのが確実ですが、実際そんなに覚えられる人はいません。

だから、的を絞って暗記するのが現実的ですよね。

看護師国家試験は、他の統計問題も見てみると大体3~4年前の統計を使っています。

そして、平均寿命は毎年大きな変動はありません。次の表をご覧ください。

2020年(令和2年)2021年(令和3年)2022年(令和4年)
男性81.64歳81.47歳81.05歳
女性87.74歳87.57歳87.09歳
引用元:厚生労働省 簡易生命表

なので、試験年から4年前の統計を暗記しておけば、その前後の数字が出ても回答できるようになるのです。

平均余命に関する過去問を解いて理解度チェック

第107回改変 午前1問

1. 0歳の平均余命である。
0歳における平均余命を平均寿命という。

2. 20歳の平均余命である。
令和3年(2021年)の平均寿命は男性81.47歳、女性87.57歳であり、20歳の平均余命は男性61.80年、女性67.87年で足しても平均寿命と同じにはならない。

3. 65歳の平均余命である。
令和3年(2021年)の平均寿命は男性81.47歳、女性87.57歳であり、65歳の平均余命は男性19.85年、女性24.73年で足しても平均寿命と同じにはならない。

4. 死亡者の平均年齢である。
死亡者の平均年齢ではない。

第102回改変 午後1問、第105回改変 午後1問、第113回改変 午後1問

1. 71.47年
71.47年ではない。

2. 75.47年
75.47年ではない。

3. 81.47年
81.47年が正しい。

4. 85.47年
85.47年ではない。

まとめ:0歳児の平均余命はしっかり覚えておこう!

看護師国家試験において、平均寿命や平均余命に関する問題は必修問題として出題されています。

みなさんご存じの通り、必修問題は80%以上の点数を取らないと不合格です。

そのため、しっかり暗記して確実に点数を取りましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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